アムネス実技①
セルフ・インクワイアリー
自分に問うことの力
「なぜいつも同じパターンを繰り返してしまうんだろう?」
「周りからのアドバイスは分かるのに、なぜか実践できない…」
あなたもこんな経験はありませんか?
パターンの深い歴史
私たちの行動パターンには長い歴史があります。この歴史を理解せずに変化を求めると、以下のような悪循環に陥る可能性があります:
- 気づきを得る → 元に戻る → 自己嫌悪
- 「私はダメな人間だ」という自己批判
- 過度な自己叱咤
セルフインクワイアリーの魅力
セルフインクワイアリー(自己探求)は、“自分で自分に問いかける”技法です。
「本当の自分を見失っている気がする…」
「もっと自分らしく生きたいのに…」
その答えは、あなたの中にあります。
この2日間で学べること
- 探求者とスペースホルダーの役割
- 技法の中で必ず直面するさまざまな抵抗(眠気、言葉が出ない、物語を話す)にどう対処するか?
- 内なる批判家に気づくこと(これはパート2で詳しく学びます)
- センタリング(中心に定まる・落ち着く)をインストールして日常のレッスンにするためのコツ
- ただ鏡のようでいて相手に耳を傾けるためのプレゼンスを養う
Day 1:
1. 自己対話の基礎〜なぜ私たちは自分の声を聴けないのか
2. 実践セッション〜深い問いかけの実践
Day 2:
1. 抵抗との向き合い方〜眠気、言葉詰まり、物語化への対処
2. 日常への統合〜10分でできる自己対話の習慣化
日常でどのように生かせるか?
特にアムネス日記を書いている人には大きなサポートになる集中力が身につきます
どれほど日常が忙しくても、気がついたら自分の中心に戻ることができるようになり、むしろサクサク仕事ができます
鏡のようでいるというプレゼンスの体験を根付かせることは、セラピストや対人支援のお仕事をしている方に特に役立ちます。
日常で立ち止まって見守ることができるようになった、というのはすべてのリピーターからの感想ですが、そのことで反応から動くことが減っていくわけなので、より自分のほんとうの気持ちを大切にできるということではないでしょうか?
参加者の声
『週一度参加するんですが、グループ・インクワイアリーを始めてから、自分の心の声を聞き分けられるようになってきたんです。以前は周りの期待に応えようとして躍起になっていたのに、今は「自分に戻る」ができている。するともっと良い仕事ができるんだってわかってきたんです。』- K.T.(会社員、38歳)
『センタリング用の音源リンクを教えてもらって、好きな時に使ってます。たった5分座るだけなのにリセットできるのって良いですよね。それから動き出すようにしているので、自分のペースが守れるんです。“自分軸”の意味がわかるようになりました。』M.M.(主婦、45歳)
『人との会話が苦手で、そんな自分をつまらない人間だって思っていました。インクワイアリーって、相手の人はただ黙って聞いてくれるから安心して自分のことを話せるんです。何を話しても、ジャッジされるわけでもないし、アドヴァイスされるわけでもない。だからほんとうに安心して自分のことを見守れる。。。数ヶ月経ってみて、私は私のことがちょっぴり好きになってるんです。」S.T.(主婦、32歳)
実生活の中にインストールできるエクササイズ
変容のカギは日常の中にある
気づきを促す4つのエクササイズ
- センタリング
日常で続けていけるように、丹田に意識を置くセンタリングという技法をマスターします。 - プレゼンス
「今ここにいる」というあり方を身につけます。 - スペースホルダー
「空間をホールドする人」という態度を身につけることで、境界線を越えずに相手をサポートできるようになります。 - セルフ・インクワイアリー
自己探求をいうのは一つの「技法」です。正しく理解することで、探求の深みが違ってきます。
インストラクター:斎藤Daso
心理セラピー「ファミリーコンステレーション」のコンステレーターとして20年のキャリアを持つ他、言語モデル「クリーン・ランゲージ」のトレーナーでもある。さらに、瞑想指導者でもある経験豊富なライフコーチ。