魂のエニアグラム受講生感想文

 

受けるかどうするかずっと迷っていましたが、6月から2回遅れて講座に参加しました。以前からインクワイアリーには何度か参加しており、自分の中にあるものに触れた時の何とも言えない喜びのような感覚がとても好きでした。ですが、日常生活ではその感覚とは違ったものの中で殆どを過ごしていて、それが何なのか? なぜ、あの感覚に繋がれないのか? 自分に今何が起きているのか? それらをもっと知りたい体験したいと思い、この基礎講座を受ける事で、何かしらの手掛かりを得られると思い、参加を決めました。  

この講座で気に入っているのは、エニアグラムの知識だけではなく、体感として自分の人格と本質の部分を体験できるところです。知識だけの講座と違い、体感することで、より自分の中に知識も残っていく感じがします。どちらかと言うと私は頭人間だと思うのですが、だこらこそ体感として残るものが学びを深めるうえで大きなサポートになってくれていると感じています。もっと知識的な事が多いのかなと思っていたら、インクワイアリーの時間がかなりあるので、体験として知識が残ります。勉強嫌いな私としては嬉しかったです。(北野 倫子)

講座に申込んだきっかけは、ワークのテーマが「本質につながる」だったからです。エニアグラムに触れて十数年、いくつかのワークにも参加してきました。しかし知識での自己探求を進めることは、思考が複雑化して迷路に入っていくだけのようでした。本質につながるとは、純粋な子供たちが自然に発露しているような、もっと根元的で当たり前の人間らしさに触れるだけで十分なんじゃないかと。講座はそんな思いに合致していたように思います。

タイプ6の「安定」について歴史的な観点からの解説はあまりに腑に落ちました。「人が生存のために奪い殺し合いを強いられた時代があり、人は生物学的にも安定を求める。タイプ6の理想はそこにある」。反応や衝動を掘り下げていくことで「囚われ」の根深さを感じました。

母と子の同一化などエニアグラムの専門書では触れていない箇所を別の心理学の観点から深堀りしている点も勉強になります。また海外の文献にも知見をお持ちな点も気に入ってます。

 思っていたのと違っている点は、ワークが多い、講義も楽しいことです。ワークの時間は体験的ですし、各自のシェアもいいです。講義は先生ご自身の恋愛話や、映画を事例に出したり、わかりやすいです。

先生が上品に見えるがかなりおちゃめ。自分で言って自分で笑ってたり、テーマに沿って衣装変えてくる、そのほかいろいろ。そんな雰囲気だからついつい笑みがこぼれてしまいます。(Shuhei)

ある一つのことがきっかけで、そこからさまざまなことがうまくいかなくなりました。たくさんのコースやセミナーを受け、受けている時点では多少良くなるものの、根本的な解決はせず、結局同じことが繰り返し起きました。なぜ同じことが繰り返されるのか、なぜうまくいかないのか、なぜ継続できないのか、そんなときにこのコースの案内が目に留まりました。自分の人格を知ることで、それらの疑問が解決できるかもしれない、何よりもダソが大好きで、以前の別のコースでも心が癒されたので、このコースを受けようと思いました。

まだ受講中ですが、ここまでで気づいたことがあります。たとえば、自分は継続する力が弱いと思っていましたが、ちゃんと継続できる力もある、ということをインクワイアリーで自覚できました。また、過去のことを思い出してつらくなってしまった時もありましたが、それでもインクワイアリーをすることで、自分が愛されているという感覚を思い出すことができました。その感覚を思い出した時、とても楽になりました。

思っていたのと違っている点は? という質問があったのですが、そもそも具体的にどんなことをやるのかわからずにスタートしました(M.Y. 会社員)

周りの人全員が入社した新しい人に囲まれた環境となり、私の今までとは違う人格が現れたことに気づいた頃、突然の解雇! 

私の尊厳をずたずたに傷つけられた時、私自身を助けてくれるのはコレだ! と直感で救いを求めたのです。

その時、その時に現れてきた人格が形成されたメカニズムや理由を明確に知ることができたからこそ、その人格たちを否定する必要がなくなりました。そして、本来の私という本質に辿り着きたい! という思いがより強くなりました。

期待と違っていたこと? あえて言うなら、期待以上に素晴らしいです。知識を耳から入れ、頭で理解するだけでなく、インクワイアリーを使うことで、自分自身ですら忘れていた事や気がついていなかった思いが、勝手に言葉になったり、体の感覚として感じられたり、ハートに変化があらわれたりする。それによって「あ〜」と不思議なほどに、じわじわと内側に浸透していく。

「私でいて いいんだぁ〜」という安心感が湧いてくるというところですね。

(Y.H. エステティシャン&保育士)

私は再受講者です。ポイント8 芯の強さ、生命力。ポイント6 個人の意志。ポイント2 溶け合う愛――各エニアタイプのポイントに対する理解が深まっているのを感じます。その理解も思考を超えて体感で感じている感覚があります。これはインクワイアリーのおかげだと思います。生活の中で、「あっ、これが個人の意志かな」とか「今、ポイント8が表れている」とか気付くようになっています。自分を少し客観的にみられるようになった感じが嬉しいです。

 

エニアグラムの本を読んだりするという意味では真面目に取り組んできたとは言い難いのですが、ダソさんの講座を受講する際は、出来る限り自分を開き、怖くても内側を感じるように努めてきました。そのおかげか、このところ内側の深い部分で変容が起きている感覚があります。どんなふうに進んでいくにしろ、大いなる存在が私に与えてくれる流れを信頼して進んで行こうという心境です。まだまだジタバタしてますが笑)

(清水智子 地方公務員)

 

インクワイアリー参加者感想文

 

インクワイアリーに参加するようになったきっかけは、Dasoの他の講座の中でインクワイアリーを体験したことがあり、その体験がなんとも言えず心地よいものだったので、毎週定期的にしかも朝にインクワイアリーをすることで、いったい自分に何が起きるのかな? という好奇心から参加をはじめました。朝の時間に自分と向き合う時間を持つことで、その日1日自分が整いやすかったり、揺れることがあっても自分に戻りやすい感じがあります。その感覚を体感として知ることで、日常的に自分を客観視しやすくなり、感情の振れ幅が減り、日々を過ごしやすくなりました。また、体感として色んな気づきが起こることが、とても自分のサポートになることや感情が出てきたときに、それがなんであれ『ある』という事に嬉しさを感じる自分がいたことを感じる事で、自分への信頼が増しました。もっと、何かしらの説明の時間があるのかなとおもっていましたが、講義的なものがほとんどなく実践がかなり多めになので、体験をたくさんできて嬉しいです。(北野倫子)

インクワイアリーに参加するようになったきっかけは、DASOの家族の座を受け、自分を知っていく中で、仕事に対する気持ち、家族の雰囲気が変わってきているのを感じていました。でも、意識していないと、日常をこなす様に過ごしてしまい、なかなか意識を自分自身に向け続けることが困難なことにも気づきました。意識的に内省する時間を取りたい、自分のことをもっとよく知りたい、しっかり自分の人生を歩いている感覚でいたい、そう思ったのがきっかけです。特に、急な変化は身体が抵抗してしまう私にとって、週に一度というのは、少しずつ、少しずつ自分が望む変化をしていける、良いきっかけになるのではと思いました。

あらためて自分が人とのコミュニケーションの中で無意識に行っていることを、言語化することで、自分への気づきが更に深まっているなと感じます。そして、自分に起きていることをジャッジなく受け止めている自分がいます。例えば、相反する自分の感情をとりあえずそれはそのまま受け取る、だったり、色んなものごと、人の発言や行動に自分がどう反応しているのか、ただそれを見つめることだったり。意識を自分に留めておく感覚がわかる様になったお陰で、自分のどの部分が他と関わろうとしているのか、何が起きているのかが、はっきりわかるようになってきました。不思議な落ち着きが出てきたような、そういう感覚です。インクワイアリーを重ねる前より、ふつふつと自分への愛しさが確実に湧いているのを感じているし、夫やこどもたちにかける言葉が、意識的であり、変化しています。家族の中が居心地のよい空間になってきたなと思っています。何となく、もっと苦しいかな、と思っていましたが、優しく、ゆるやかに、その時の気づきが、ちゃんとやってくる、そんな感じで進んでいます。

(やまうちゆか 自営業)

私自身のインクワイアリー体験も語ってみたいと思います。長年この技法を続けて、探求が深まるにつれ、私は私自身の習慣性のパターンや思い込みに対して、とても客観的な視野を持つようになってきたという実感があります。最初は頭がうるさくてなかなか内側に向かえませんでした。それが普通のことだとわかってリラックスしたら、だんだん楽になってきて、いろんな私の人格に関心が持てるようになり、それらの人格の部分と本質は、つねにオーバーラップしていると気づいてからは、少し居心地悪かったですが、それもプロセスだとわかったのです。

自分の意志につながる技法を習得してからは、もっと楽に本質につながっていられます。これら一連のプロセスを通ってきたからこその理解と知恵をみなさんと分ち合いたいのです。